うちの息子は重度のアレルギー体質です。
生まれてひと月たったころから、アトピー特有の肌荒れがどんどんひどくなり、もう顔の皮膚が溶けてしまうのではないかと思うくらいにグチュグチュでした。
小児科では、弱いステロイドの軟膏を処方されたくらいで、ぬってもぬってもよくなることはありませんでした。
生後9か月のとき、アレルギーの血液検査を受けてみたら、まぁひどい結果がわかりました。
小児科の先生もびっくりの数値。。。
「非特異的IgE」の値は、健康な赤ちゃんであれば20以下なのだそうです。息子はなんと838!?
小麦も卵も大豆もミルクも陽性。。。
これから先、何を食べさせればいいんだろう。
そして、色々調べると、肌にひどい症状があらわれるのは、穀物のアレルギーの場合が多いのだとか。小麦か。。。小麦を食べたわたしの母乳を飲んでいた息子に、症状があらわれていたということだ。
それがわかってからは、断乳をし、アレルギー用の粉ミルクを飲ませるようにしました。すると、みるみる肌の症状が治まり、つるつるピカピカの姿に戻っていったのです。
わたしは、母乳を飲ませていた自分を責めるような気持ちでした。そして、成長とともにアレルギーは改善されていくのか、それとも一生闘っていかなければならないのか、何とも言えない不安に襲われました。
いま息子は中学生。赤ちゃんの頃から現在に至るまで、小児喘息や食物アレルギーによる入院を数えきれないほどしてきました。でも幼少期から運動が得意で、中学ではテニス部で元気に活動しています。
通院や食生活管理はいまも続いていますが、それでも少しずつ改善されてきています。
そんな日々の闘いを思い出しつつ、記録していこうと思います。
ほんとに、いろいろあったなぁ…。