英検などで出題される英作文。
これは非常に大きな得点源になります。
しかし、落とし穴もあり、注意が必要なことも…
私は英検準一級に合格しましたが、ほとんど英作文のおかげで合格したといっても過言ではありません!
私がいつも気を付けていた注意点を書いたのでこの記事を読んでぜひ完璧に近い英作文を書いてくださいね。
英作文の書き方と注意点
英検ではものすごく分かりづらい、書きづらいお題が出ることはほとんどありません。
英作文に取り組むとき、とりあえず書き始めるという人も多いと思いますが、それ、時間を無駄にしている可能性があります。
英作文を書くうえでの注意点をいくつかご紹介しましょう。
問題文大事!
まず、問題文を読んで条件に合った作文を書きます。
試験中、時間が無くなり焦ってなんとなく問題を読んで書き始めたけれど、しっかり問題文の英語を読まなかったせいで、問われていることと少しずれたことを書いてしまった、なんてことがあるかもしれません。
英検の英作文で題意とずれた内容の作文を書いてしまうと採点対象外になる可能性があります。
せっかく時間をかけて書いた作文が0点になるのは悔しいですよね。
これはわざわざ注意事項にも書かれていることなので気をつけてください!
重複表現は避けて!
英作文で全く同じ文、表現を多用するのは好まれません。
主語を変えるなどして少しずつ表現を変えていきましょう。
そのため、普段からひとつの単語を覚えるたびに類義語も覚えて、言い換えを簡単に書けるようにしておけるとよいでしょう。
当たり前のことを気を付ける
当たり前のこと過ぎてそんなの知ってるよと思った方も多いと思います。
しかし、慣れてくると人はおろそかにしがち。
今回を機に当たり前のことを完璧にしてミスのないようにしましょう。
英作文の書き方とは?書き始める前にやるべきこと
英作文は得点の稼ぎどころですが、さまざまなコツがあります。
構成もしっかり固める必要があります。
そんなことはわかっているけどアイデアが浮かばない、という人もいるでしょう。
英作文に取り組むとき、とりあえず書き始めてしまい、結果的に時間を無駄にしてしまったなんてことはありませんか?
より読みやすい英作文を効率的に書くために、書き始める前にやるべきことをご紹介しますね。
英作文を書く前にまずやること
問題文を読んだら、自分が賛成派なのか、反対派なのか意見をはっきりさせます。
日本人は何かを否定するとき、「もちろんこちらにも利点はあるが…」とついついフォローを入れがちですが、これは英語の世界では好まれません。
どちらか一方に偏った意見を書きましょう。
英作文をどのような構成、型にすれば良いかが分からないという人は、おすすめの構成、表現方法、使えるフレーズ、注意点をまとめた記事もあるのでそちらもチェックしてみてください↓↓↓
英作文の書き方!アイデアはこうやって生み出していく!
英作文を書くときにポイントとなるのは、常識的に考えるよりも書きやすい表現ができる立場を選ぶということです。
先ほども言いましたが、まずは日本語で賛成派の場合の意見、反対派の場合の意見を簡単に書き出していきます。
そして先にふたつの案が出た方を採用します。
例えば「毎日朝ごはんを食べるべきか」という問題文があるとします。
普通に考えたら、agreeで書きたくなりますよね。
しかし、先ほどの賛成派、反対派それぞれの意見を書き出していくと…
【賛成派の場合】
・健康でいられるから
【反対派の場合】
・時間がかかる
・お金がかかる
・寝る時間を優先したい
・今まで食べてこなかったけどずっと健康…
などと反対派の意見の方が簡単に浮かびました。
この程度の意見でいいのです。
英作文はいかに伝わりやすい文章を書くかが大事ですから。
日本語で何を書くかを決めてから英語を書き始めましょう。
そんなの賛成に決まってる、と思い込んで賛成派の意見がなかなか思い浮かばず、反対派に書き直すのは時間の無駄です。
英作文で「良い子」になる必要はありません。
嘘をついてでも、教育方針に反していても自分が書きやすい意見を書きましょう!
英語が思い浮かばない人はこうして!
アイディアは思い浮かんだのに英語にできない!という人も多いでしょう。
以下ではそんな人のための簡単な方法をご紹介します。
日本語を英語に書き換えられないとき…
アイディアが浮かんでいるのなら、その日本語を変換していきましょう。
簡単な例をあげます。
「そうすることは人々の役に立つ」(It is useful for people to do so)という文を英語にできないと思ったら。
「役に立つ」→「助ける」と言い換えて、「そうすることが人々を助ける」というようにします。
助ける=help、という単語は多くの人が知っているでしょう。
そうすると簡単にDoing so helps people.と英語にできます。
英作文は得点の稼ぎどころ!添削してもらうことも大事!
いかがだったでしょうか。
時間を無駄にしないためにもまずは日本語で案を書き出すということを実践してください。
あとは慣れです。
より多くの英作文を書いていくうちにアイデアも自然に浮かび上がってきます。
意見が思い浮かばないからといってすぐに答えを見るのは絶対ダメ!
どんなに時間をかけてもいいのでまずは自分の力だけでひとつの英作文を完成させましょう。
そして、かならず第三者に添削をしてもらうことが大事です!
採点してもらって、自分の間違いやすいところを確認しましょう。
受験生、がんばれ!!