いきなりですが、皆さんは英作文を書くことは得意ですか。
私は2021年に英検準一級に合格しましたが、リスニングが壊滅的でした。
それを救ってくれたのが英作文です。
8割~9割とることができたので、苦手なリスニングを補えたのです。
リスニングを伸ばすよりも、英作文の力を伸ばす方が簡単です!
大学生の私は塾講師をしていますが、何人かの生徒さんが英作文の書き方で悩んでいました。
そこで今回はその生徒さんたちにも伝えた英作文の書き方のコツや使えるフレーズについてお伝えしていきますね!
英作文の使えるフレーズ【英検編】
すべての英作文の書き方に共通することが多いですが、今回は英検の英作文の書き方についてスポットを当てていきます。
別の記事でTEAPの英作文の書き方についてもお話しするので、ぜひ参考にしてみてください。
また、分野ごと(単語、リスニング、リーディング、などなど)英検対策についてご紹介する記事もあるので、こちらも参考にしてくださいね↓↓↓
英検は級によって指定されている語数も異なります。
級が上がるにつれて、書かなければならない量が変わってきます。
まず、一番多い準1級の書き方について構成をご説明しますね。
構成としては4段落。
それ以外の級は、指定語数に合わせて以下をベースに部分部分で削っていきましょう。
英検の英作は、最初に問題提示がされ、それに対する自分の意見を述べていきます。
問題としては、主に次の2パターンがあります。
①Do you think ~
②Do you agree ~
1段落目の書き方
1文目には、自分の意見をはっきり書きます。
①で聞かれたときは、I think(don’t think) that ~で書き始める。
②で聞かれたときは、I agree(disagree) with this idea that ~で書き始める。
Do you think ~(あなたは~だと思いますか)と聞かれているのに、I agree ~(私は~に賛成です)と答えるよりも、素直にI think ~(私はこう思います)と答えた方がよいですね。
英作では素直でわかりやすい表現が好まれます。
そして、I (don’t) think that ~とI agree(disagree)with this idea that ~のthatのうしろは、問題提示文をそのまま写してください。
例えば、Do you think it is important for people to eat breakfast every day?
と聞かれたら1文目には
I think that it is important for people to breakfast every day.
と書きます。
これは字数も稼げるので裏技です。
しかしここで注意しなければならないのは、この表現は2文目以降では使えないということです。
同じ表現を使うのは好まれません。
そして意見を書いた後、for the following two reasons(和訳:それは以下の2つの内容が理由です)をつけ足します。
先ほどの例を使うと、1文目の完成形は以下のようになります。
I think that it is important for people to breakfast every day for the following two reasons.
ここまでで1段落。
2段落目の書き方
次に段落を変えて理由を書いていきましょう。
2段落目はFirst,~ . For example ~と書いていきます。
準二級などで指定語数が少ないときはFirst ~の1文だけで、For example ~の文は書かなくても大丈夫です。
3段落目・4段落目の書き方
3段落目ではSecond,~. For example ~と、2段落目同様、理由を書いていきましょう。
最終段落ではまとめを書きます。
書き始めはFor these reasons I think ~がよいでしょう。
英作文の使えるフレーズで重複表現を避けよう
英作文を書くときに注意が必要なのが、同じ文、表現を繰り返し使ってはいけないということです。
よく多くの人がやってしまうのは、最終段落のまとめの For these reasons, I think that~のあとに1段落目の一番最初の文、
・I think that ~
・I don’t think that ~
・I agree with this idea that ~
・I disagree with this idea that ~
のthat以下と同じ表現を使ってしまうということです。
これは絶対にやってはいけません。
減点対象になってしまいます。
英作文の使えるフレーズ!重複表現を避けるにはコレがおすすめ!
重複表現を避けるためのおすすめ表現は、People should ~です。
先ほど挙げた提示文を使い、賛成派の例をあげますね。
For these reasons, I think people should eat breakfast everyday.
こうすれば、主張は変わりませんが、表現は違うものを使えていることになります。
これは応用が利きます!
状況に合わせてshould と importantを使いまわせばよいのです。
もし、逆に提示文で
Do you think that people should ~?
と書かれていれば、1文目には
I think that people should ~
と書き、最終段落のまとめではimportantを使って
For these reasons, I think it is important for people to do so.
と書けばよいのです。
英作文の使えるフレーズ!語数が足りないときにおすすめ!
これまで説明してきた順で書いていっても、どうしても語数が足りないときがありますよね。
提示文に対して賛成派のときにおすすめなのが、最後に
So, I believe that doing so has a lot of good points.(私はそうすることにはたくさんの利点があると思う)
と書くことです。
反対の時は
So, I believe that doing so has some disadvantages.(私はそうすることにはいくつかの不利益があると思う)
これ、めちゃくちゃおすすめです!
thinkを使いすぎていると感じたときは上記のようにbelieveも使うとよいでしょう。
このように、万が一、語数が足りなくなってしまったときに使えそうな文をストックしておくとよいでしょう!
英作文の使えるフレーズで大学受験と英検に合格!とにかく問題数をこなそう!
いかがだったでしょうか。
少しでも英作のコツが伝わったならうれしいです。
さまざまなテクニックはありますが、やはり重要なのはいかに問題をこなすかです。
英検に受かっていれば、特に大学受験でさまざまな恩恵を受けられるので、ぜひ挑戦してみてください!
英検対策でおすすめなのは、やはり過去問とパス単です。
これらを何度も解いてどんどん力をつけていきましょう。