2021年3月に現役受験、高校を卒業した娘が、4月からまさかの仮面浪人に。
どうしても第一志望の早稲田大学を諦められなくて、リベンジするのだそうです。
娘は仮面浪人生活をどのように乗り切っていくのか…。
一年後、娘が納得できる結果を得られますように。家族は応援するしかありません。
そして、いつか仮面浪人という選択をする方のご参考になればと、日々の様子を記録しています。
2021.6.3更新
大学の授業がほぼ非対面になりました。対面は、週に一回だけです。
今まで、時間割通りにオンライン授業を受けていたので、曜日によって動画の視聴と課題の量に大きな偏りがある生活でした。受験勉強に費やせる時間も日によって違うので、あまり勉強できなかった日はとても焦っていたようです。
でも、よくよく考えたら、ほとんどがビデオ・オン・デマンド。動画が配信されている一週間の間に観ればいいんですよね。
もう割り切って、1日に2コマずつ、とか、土日にある程度集中してこなす、とか、自分なりの時間割を組んで勉強時間を確保するようになりました。
それがとても良かったようで、受験勉強のペースが安定してきたみたいです。
よいのかわるいのか、不幸中の幸いというのか、コロナ禍だからできることなんですよね。
毎日対面授業だったら、ちょっと状況が変わっていたかも。
それでもやっぱり、大学の授業や課題に費やす時間は、決して少なくはありません。
わかって始めた仮面浪人ですが、そこはつらいところです。
大学に入学して丸2カ月を過ぎて、大学生ってこんななんだ、とか、こういうことを学ぶのか、とか色んなことを体感しました。
それで親として改めて言いたい。
「もし、受験勉強の時間が足りないと思ったら…、もっともっと受験勉強をしたくなったら、無理に仮面を続けることはないからね。前期で大学を辞めるという選択肢もあるからね。」
あれ?いいのかな、こんなこと言っちゃって(笑)
いやいや、本人が悩みぬいて決めないと。
ますは、週末の模試を頑張ってもらわないとです。
偏差値どれくらいなんだろう?
高3の最後に受けた模試はいつだったっけ。それから受験本番までに、かーなーり、伸びたはず…。
結果が楽しみです(笑)
そして、模試の数日後、塾の三者面談があります。塾の先生のお話も、早く聞きたいです。
2021.6.14更新
うーーーーん。。。。
どうしたものか。
マーク模試の自己採点の結果。1月に受けた共通テストの結果と、ほぼ変わりなし。
これをどう受け止めたらよいのか。
まだ偏差値などの結果は受け取っていません。あくまでも自己採点の点数です。
自己採点をしたうえで、塾の面談をしてきました。
いま、塾では国数英のサポートをしてもらっているのですが、4月からいままでずっと、あらためて基礎を固めることを重点的にやってきたようです。
日東駒専レベル→MARCHレベル→早慶レベルというように段階を踏んで。
段階を突破するためには、独自のテストがあってそれに合格する必要があります。
現時点で、真ん中のMARCHレベルまで進んでいるようです。
夏に向けて徹底的に基礎固めをして、9月からは赤本に着手することになるみたいです。
なかでも娘は数学に苦戦していて、一番時間を割く必要があるらしい。
現段階で、遅れをとっているとかはなく、しかるべき進度でできてはいるようですが…。
話を聞いていて、わたしは妙な焦りを感じました。
夏以降、大学の課題を必死にやっている場合ではないのでは!?
4月の時点で仮面浪人を決めたとき、まだ大学の授業内容についてよくわかっていない時期でした。
さんざん悩んで迷った結果の仮面浪人という選択。
決してそれが間違っていたとは思いません。
ただ・・・
実はそのあとから、「こんなはすじゃなかった」「思ってたのと違う」と思うことが。
学科の必履修科目として、ある「実習」がありまして。
週に1回とはいえ、1日5時間!
あたりまえですが、それは大学で実習をこなせば終わりというものではなく、準備と課題がてんこ盛りで…(笑)
一週間のうち、どれだけの時間、それらに費やしているのでしょうか。
この件については、ホントに想定外でした。
もしこの実習がなければ、後期は前期より履修科目を減らす計画だったこともあり、順調に仮面浪人生活を送れていたことでしょう。
でも、前期ですらなかなか大変なこの実習、後期はさらに厳しくなり、かなり真剣に取り組まないと、単位を落とす可能性すらあるらしいのだ。
仮面浪人することで想定される大変さはちゃんと受け入れて乗り切ってきたけれど、頑張ったけど単位落としちゃうとか、単位を落とさないために受験勉強そっちのけで課題に取り組むとか、それはちょっとバランスが大きく崩れることにつながります。
まずいですよね…。まずいです…。
もしかしたら、後期、休学にするかもしれません。
休学にしても、2年生には上れるみたいだし。
ちゃんと、迷って悩もうと思います。親子で。
2021.6.17更新
なんと!
同じ大学、同じ学部の男の子が、仮面浪人をすることになり入塾してきたらしい!
学科が違うので、面識はなかったらしいのですが。
これはかなり心強い!
そのクマくん(仮名)と初めて会話をする機会があり、ラインの交換もしてこられたらしいです。
今後いろいろ相談したり確認したり、大学の手続き関係についてお互い質問できたりするのはとてもありがたいです。
仮面をかぶった二人には、なんとか頑張ってほしい!!
2021.6.28更新
娘は、後期休学の意向を固めたようです。
なにしろ、週に一度の実習が負担になっているようで。
実習の授業に5時間拘束され、課題をこなすのにも少なくても半日は費やします。
余裕があれば別でしょうけど、現段階ですでに追い込まれている受験生にとっては、そんなに大きく気分転換をしている余裕はないようです。
大学の友達と会える、数少ない対面授業のひとつなので、楽しい時間であることも確かみたいですが。
夏休みを挟んで9月まで、なんとか乗り切るしかありません。
そして、もうひとつの課題。
仮面浪人生であること、大学のお友達には誰にも伝えていないみたいです。
いつ話すのでしょうか。
なんて伝えるのでしょうか。
お友達はどんなリアクションをしてくるのでしょうか。
気になるー!
さてさて、塾の方ですが。
国語&英語、数学、それぞれ別の2人の大学生講師にマンツーマンで指導していただいています。
娘は、国英の先生(慶応義塾大学の女子)には、国語と英語の内容そのものだけではなく、勉強方法や受験生としてのメンタル面についても、とてもよいアドバイスをいただけるようで、いろいろ相談しているみたいです。
それってすごくありがたい存在!
それにしても、もう3カ月経ってしまった…。
あと7カ月?
たぶん、きっと、ぜったい、あっというま。
2021.7.26更新
相変わらず忙しい毎日。
先日、娘が塾長に興味深い質問をしてきました。
「ここの塾では、第一志望に合格する人はたくさんいるけれど、中には失敗する人もいる。同じ塾で、同じように頑張って、そこで受験に失敗してしまう原因はなんなのか?」
ほんとそう。そこ、知りたいです。
気になる回答は・・・
「塾に自習をしに来なくなること。」
だそうです!
ほぼ、同じ結末になるそうです。
そうなのか。それなら、娘は大丈夫なのかな?
いまのところ、一生懸命一生懸命、自習をしに通っています。
夜は塾が閉まる22時までいることがほとんどなので、家で晩御飯を食べられるのは、塾が19時に閉まる日曜日くらいです。
そして、休学の件ですが、夏休みに入る前に、学生課に行って話を聞いてくるみたいです。
なんなら、「退学」も視野に入れながら・・・!?
どんな手続きをすることになるのやら、です。